ラスト8人目はセレッソ大阪のヤン・ハンビンを挙げたい。195センチの長身を生かしたハイボール処理やセービング能力に優れており、移籍した昨シーズンはJ1で13試合に出場したが、今シーズンは同じ韓国籍のGKキム・ジンヒョンの影響もあり出場機会が激減。カップ戦わずか3試合のみの出場となっている。

韓国の名門FCソウルで守護神を務めたこともあるヤン。その実力は申し分ない。GKの玉突き移籍が考えられる今オフでの人気株となり得るだろう。

  • 生年月日:1991年8月30日(33歳)
  • 今季出場数:ルヴァンカップ3試合

8名のなかに、期限付き移籍中の藤田を含め新潟に籍を置く選手が3名。何れも代表経験がある実力者揃いだ。それだけ新潟のGK層がとてつもなく厚いということだろう。今オフGK玉突き移籍が起こった場合、新潟にオファーが殺到することが予想される。ほかの選手も含め、例年以上にGKの移籍市場が盛り上がりそうだ。