そんな波多野だが、昨季長崎でのパフォーマンスを知るJ2クラブが興味を抱く可能性もあり、オファー次第では移籍もあり得るだろう。

  • 生年月日:1998年5月25日(26歳)
  • 今季出場数:公式戦15試合(リーグ戦13、ルヴァンカップ1、天皇杯1)

シュミット・ダニエル 写真:Getty Images

シュミット・ダニエル(KAAヘント)

2人目は元日本代表で現在ベルギー1部のKAAヘントに所属するシュミット・ダニエル。197センチと長身を生かしたダイナミックなセービングやハイボール処理が長所である。2014年に当時J1のベガルタ仙台でプロキャリアをスタートさせると、翌2015年はJ2ロアッソ熊本に期限付き移籍。2016年にはJ2松本山雅に期限付き移籍しコンスタントに出場機会を掴んだが、2017年に仙台に復帰した。その後、J1で頭角を現し2019年7月にベルギー1部のシント=トロイデンVV(STVV)に移籍した。

4シーズン所属したSTVVでは106試合に出場。2022年に開催されたFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表メンバーに選出された実績も持っている。2023年12月よりベルギー1部のヘントに活躍の場を移しているが、出場機会も限られ思うように活躍出来ていないことからJリーグ復帰が有力視されている。

今シーズン限りで守護神ランゲラックの退団が決定している名古屋はもとより、古巣の仙台や来季2年ぶりにJ2復帰する大宮なども獲得に向け手を挙げそうだ。

  • 生年月日:1992年2月3日(32歳)
  • 今季出場数:公式戦3試合(ベルギー1部リーグ1、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ2)

朴一圭 写真:Getty Images

朴一圭(サガン鳥栖)

3人目は、来季より14年ぶりに戦いの場をJ2へ移すサガン鳥栖から朴一圭を挙げたい。GKの中では並外れた足元の技術を持ち合わせており、他の選手ならクリアするようなシチュエーションでもしっかりとボールをコントロールしマイボールに出来ることが強み。2014年に当時J3の藤枝MYFCでプロキャリアをスタートさせると、2016年から2年間はFC琉球(J3)に在籍している。