昨シーズンはJ1のセーブポイントで3位の小島。チームへの貢献度を物語っている。GK編成に不安を抱える名古屋や浦和レッズなど、J1チームがオファーに乗り出す可能性が高そうだ。

  • 生年月日:1997年1月30日(27歳)
  • 今季出場数:リーグ戦32試合

阿部航斗 写真:Getty Images

阿部航斗(アルビレックス新潟)

6人目は小島と同じアルビレックス新潟から阿部航斗を挙げる。高いビルドアップ能力を武器としており、現状新潟GKの2番手として出場機会を窺っている。11月2日に行われたYBCルヴァンカップ決勝(対名古屋グランパス戦3-3、PK4-5)では、スタメンで出場するも自身のミスで先制点を献上。その後も決着がつかずPK戦へ。しかし1本も止めることが出来ず、新潟に初タイトルをもたらすことは出来なかった。

今オフは前述の小島にも注目だが、阿部へのオファーも決して少なくないだろう。しかし、アカデミー時代から新潟一筋の阿部としては、同クラブで活躍したい気持ちも人一倍強いと思われる。

  • 生年月日:1997年8月1日(27歳)
  • 今季出場数:公式戦15試合(リーグ戦5、ルヴァンカップ8、天皇杯2)

藤田和輝 写真:Getty Images

藤田和輝(ジェフユナイテッド千葉)

7人目は、今季アルビレックス新潟からJ2のジェフユナイテッド千葉へ期限付き移籍中の藤田和輝を挙げる。藤田は2019年に当時J2だった新潟でプロキャリアをスタート。2020年には一時ビルドアップ能力を武器に正GKとしてレギュラーの座を掴むも翌2021年は出場機会が激減。2022年からは栃木SC(J2)へと期限付き移籍し、2023年は正GKとしてチームのJ2残留に貢献した。

千葉に活躍の場を移した今シーズン序盤はスタメンの座を掴むも次第に出場機会は減り、第27節のいわきFC戦(0-3)で敗れてからリーグ戦での出場は一度も無かった。来季、千葉でのレンタル延長は考えにくく、新潟に復帰するか否かは前述の小島、阿部の去就次第か。獲得に手を挙げるJ2クラブは多そうだ。

  • 生年月日:2001年2月19日(23歳)
  • 今季出場数:公式戦25試合(リーグ戦24、天皇杯1)

ヤン・ハンビン 写真:Getty Images

ヤン・ハンビン(セレッソ大阪)