■冒険がストレスフリーに
ほかにも大きな変更点としては仲間の職業に「まもの使い」が実装され、旧リメイク版から「盗賊」も続投しています。
SFC版から存在した「すごろく場」は廃止になりましたが代わりに仲間モンスターによる「バトルロード」が加わり、こちらも勝つことで貴重な景品がもらえます。
また、仲間ごとのアイテム枠も広がり、同時にどうぐ袋もあり各種アイテムを大量に持ち運べるため、必ずしも僧侶が必須でない、自由な編成で楽しむことができます。
さらに、フィールドマップには「キラキラ」が点在しており、この場所を調べる事で強力な装備やステータスの種をタダで拾えてしまうという、かなり強力な新要素も追加されています。
これだけ書くと一方的に勇者一行が強化されてヌルゲーになってしまったのではないかと思われそうですが、そうならないように敵もしっかりと強化されています。
こちらだけ強くなったと思わせないようにか、一部の敵は平気で複数回行動します。特に怖いのが魔法の連打で、序盤は魔法使いのメラに始まり、ミミックのザラキ2連発は本当に肝が冷えました。
とはいえ全体的に遊びやすくなるように調整されているので、総じて理不尽なストレスを感じにくくなっていると思います。
例えば「ルーラ」「リレミト」は消費MP0、「ルーラ」「キメラのつばさ」はダンジョン内からでも使用可能になっているので、オリジナル版と比べると危機的な状況に陥ることは少ないかもしれませんね。