国際政治学でいえば、ガザで行われている民間人への空爆を批判することが、ユダヤ人への「差別」にあたるとする、独自の用語法を持つ国がある。その国の言い分を「差別された当事者だから」として、一方的に垂れ流すメディアがあるなら、単なるプロパガンダにすぎず、一流とは呼べない。
さて東野氏による、辞書の定義どおりの「ネットリンチ」の被害に遭った羽藤由美氏は、ReHacQのアカウントに宛ててこう提言している。同社が「TVで有名になった人」を連れてきて、長く喋らせるだけではない、真にオルタナティブなメディアに成長する上でも、優れた機会となろう。
今回のゲストだった東野氏自身、以下のようにTwitterで発言していたのだから、ReHacQが論敵に出演・反論の機会を与えたからといって、悪く思うことはないはずだ。SNSでの誹謗中傷がやまない時代を終わらせるために、ぜひそうした価値ある番組を、ReHacQには期待したいと思う。
参考記事:
東野篤子氏と「ウクライナ応援ブーム」は何に敗れ去るのか|Yonaha Jun
東野篤子氏とその周囲によるネットリンチの被害者だった羽藤由美氏が、経緯を克明にブログで公表された。1回目から通読してほしいが、東野氏の出た番組に批判的な感想を呟いただけで、同氏に煽られた無数の面々から事実をねじ曲げて誹謗される様子(3回目)は、私自身も同じ動画を批判したことがあるだけに、血の凍る思いがする。
東...
東...
なぜ、学問を修めた「意識の高い人」がネットリンチに加わってしまうのか|Yonaha Jun
8月27日付で、筑波大学は所属する東野篤子教授のTwitter利用に関し、「コンプライアンス違反に該当するような事項は確認することができませんでした」(原文ママ)との回答を、ネットリンチによる被害を訴えていた羽藤由美氏に送付した。
知と理は死んだ 筑波大学の汚点 筑波大学のコンプライアンスは死んでいると言わ...
知と理は死んだ 筑波大学の汚点 筑波大学のコンプライアンスは死んでいると言わ...