ですがジャイルズ氏らはすでに、サケ帽子を被るシャチたちを追跡調査する計画を進めています。
80年代当時は調査機器が進歩しておらず、シャチの追跡が困難でしたが、現在は小型カメラやタグ付け、ドローンや音響調査など、高度な科学技術が発達しており、シャチ集団の継続的な追跡も可能です。
果たして、シャチたちは何の目的でサケを頭に乗せているのでしょうか?
続報に注目が集まります。
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参考文献
Trend-Setters: Orcas Started Wearing Salmon Hats In the 80s
https://www.animalsaroundtheglobe.com/orcas-wearing-salmon-hats-5-90288/
In 1987, Orcas Had A Fashion Of Wearing A Dead Salmon As A Hat
https://www.iflscience.com/in-1987-orcas-had-a-fashion-of-wearing-a-dead-salmon-as-a-hat-69542
ライター
大石航樹: 愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。
編集者
ナゾロジー 編集部