北朝鮮のキリスト教徒は極度の迫害に直面している。キリスト教徒であることや、キリスト教や聖書に関心を示しただけでも、ほぼ確実に国家の敵とみなされる。キリスト教を実践しているところを発見されると、強制収容所に送られ、飢餓や拷問に直面する。政府は厳格な忠誠を強要し、市民に密告者としての役割を求め、子供には親を告発するよう洗脳している。このため、北朝鮮のキリスト教徒は自らの言動に極めて慎重でなければならない。キリスト教徒が逮捕されると、その家族全体が罰を受けることになる(「北のクリスチャンの『祈り方』」2015年9月21日参考)。
編集部より:この記事は長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2024年11月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』をご覧ください。