今回は大きくても23cmまでだったが、時には30cmを超える刺し身サイズが出るのもイカダ五目の魅力。そんな大型が釣れたときは、しっかりナイフで絞めて血抜きをして持ち帰るようにしよう。

昼前終了でとんでもない釣果に

10時を過ぎると、ぽつぽつだった雨が一気に本降りになった。さらに東寄りの風も強くなり朝とは一転して嵐の様相に。もう十分でしょということで、11時半に迎えの船に乗り込んだ。

イカダでのサビキ釣りでアジ200匹オーバー爆釣!【三重・こじま渡船】入れ食いを堪能常時釣れ続けた(提供:週刊つりニュース中部版編集部)

釣果は正確に数えていないが、アジは23cmを筆頭に200匹以上。他の釣りに手を出さなければ……。さらに天候にも恵まれていたら、恐ろしい数になっていたはずだ。

もちろんこれは15本バリという欲張り仕掛けのおかげでもあるが、普通に釣っても3ケタ釣果は余裕だっただろう。

レジャーとしても最適

これから本格的な冬になるまで、楽しめる生浦湾のイカダ五目。今回のように昼までの釣りなら体への負担も少なくて済むので、旅行やドライブのプランの1つに加えてみてもいいのではないだろうか。特に鳥羽周辺は鳥羽水族館や夫婦岩、二見シーパラダイス、ミキモト真珠島など、観光スポットも盛りだくさんだし、11月からはこじま渡船ではカキ食べ放題も始まる。イカダ釣りと合わせて楽しむのもナイスなプランだ。

イカダでのサビキ釣りでアジ200匹オーバー爆釣!【三重・こじま渡船】入れ食いを堪能劇アツの五目釣り(提供:週刊つりニュース中部版編集部)

湾内にあるイカダは揺れも少なく、船酔いの心配もなし。足場も良く、安全面もばっちりだ。ただし、水のそばの遊びである以上、ライフジャケットの着用は絶対だ。

ぜひこの生浦湾の爆釣イカダ五目、皆さんも楽しんでいただきたい。

<週刊つりニュース中部版編集部/TSURINEWS編>