「前門の虎後門の狼」の類義語

(画像=『FUNDO』より引用)
ここからは「前門の虎後門の狼」の類義語を紹介します。
一難去ってまた一難
「一難去ってまた一難」は災難が去っても新たな災難が起こることを指します。
1つの災難が過ぎ去ってもすぐに新たな災難が降りかかることを意味するところが「前門の虎後門の狼」と同じです
「前門の虎後門の狼」も1つの災難が過ぎた後にまた新たな災難が降りかかることを意味します。
その点が両者の共通点といえるのではないでしょうか。
追う手を防げば搦めて手が回る
「追う手を防げば搦め手が回る」は災難を逃れても次々と災難が起こることを意味します。
ちなみに「追う手」は城などの正面のことを意味する言葉です。
「搦め手」は城などの背面のことを意味する言葉となっています。
つまり、敵の正面を攻める主力部隊を防いでも背面から他の部隊が回ってくることを表現した言葉となるでしょう。
その点が「前門の虎後門の狼」と共通しています。
「前門の虎後門の狼」も前門の虎を防いでも後門に狼がやってくることを表現した言葉です。
どちらも災難が続くという意味で共通しています。