更なる研究で古代の謎を解明へ
今回の分析まで、専門家たちは、ベスのマグカップは聖水、牛乳、ワイン、またはビールに使用されていた可能性があると推測していた。そのため、この奇妙なカクテルの発見は驚きだった。
研究チームによると、今回の研究は、タンパ美術館のベスのマグカップに含まれていた液体のすべての化学的特徴を初めて特定したものである。次のステップは、アムステルダムのアラン・ピアソン美術館に保管されているものを含む、15個未満しか存在しない他のベスのマグカップで同じ分析を行うことだ。タンパのものと同じ型で作られたこれらのカップは、この「魔法の薬」に「唯一のレシピ」があったかどうかを示す可能性があると、タナシ教授は語っている。
フロリダ州タンパのタンパ美術館で一般公開されているタンパのベスのマグカップは、実物大の3Dレプリカとして再現された。タナシ教授は、「3Dプリントは、視覚障害や認知障害のある人々との広報活動にも使用できる。さらに、3Dプリントに水を満たすだけで、オリジナルのベスのマグカップに含まれていた液体の量を計算することもできた。約90mlだった」と付け加えた。
古代エジプト人の生活は、現代の我々の想像をはるかに超える神秘と驚きに満ちているようだ。今後の研究で、更なる驚くべき発見があることを期待したい。
提供元・TOCANA
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