これらの報告は、言い訳は見苦しく謝罪だけの方が印象が良いという考えがただの想像の中だけの話であり、現実の状況を反映していない可能性を指摘しています。
次に遅刻してしまった時には、謝罪だけでなく、その遅れた理由も相手に伝えてみてはいかがでしょうか。
その時の言い訳は、やむを得ず遅刻することになった、自分以外の外的な要因を用いるようにしましょう。
そうすることで、相手の怒りを鎮めると同時に、自分自身に対する印象をプラスの方向に変えることができるかもしれません。
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参考文献
Too Late To Apologize – Unless You Have an Excuse
https://www.psychologicalscience.org/news/minds-business/too-late-to-apologize-unless-you-have-an-excuse-too.html
Excuses Why do we rationalize our wrongdoings?
https://www.psychologytoday.com/intl/blog/intense-emotions-and-strong-feelings/201911/excuses
元論文
To Excuse or Not to Excuse: Effect of Explanation Type and Provision on Reactions to a Workplace Behavioral Transgression
https://www.semanticscholar.org/paper/To-Excuse-or-Not-to-Excuse%3A-Effect-of-Explanation-a-Mroz-Allen/39dbb064a3cee46e81250b60811fa89154771c5c
ライター
AK: 大阪府生まれ。大学院では実験心理学を専攻し、錯視の研究をしていました。海外の心理学・脳科学の論文を読むのが好きで、本サイトでは心理学の記事を投稿していきます。