■木立の中を俊敏に動き回る謎のUMA

 ジョージア州北部の山のキャンプ地でも奇妙なUMAが目撃されている。

 目撃者の兄弟はこの地で2泊3日のキャンプを行っていた。焚火を囲んで夕食をとりながら雑談していたところ、森から発せられている奇妙な音が聞こえはじめたのだ。辺りを懐中電灯で照らしてみるも、音の発生源が何であるのかは判然としなかった。そしてその音は口笛のような音に変わったのだ。

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(画像=イメージ画像 Created with DALL·E,『TOCANA』より 引用)

 兄弟は恐怖を感じ、もしものための対策を考えざるを得なかった。兄に命じられて弟は警察に電話をかけ、兄はテント内の荷物の中からナイフを取り出した。

 少しすると口笛の主に動きが見られた。兄は懐中電灯の光を当てて動くものを追った。すると木立の中に何らかの人影を2秒ほどの間、目撃することができたそうだ。

 人影は腕、脚、首、指のすべてが長く、そして動きが速かった。光が当たるとすぐに、素早く移動し人間には不可能な距離のジャンプをしながら駆け回った。懐中電灯で動きを追う兄だったが、恐怖のあまり大きな叫び声を発していたという。

 こうした状況が10分ほど続いた後、兄の叫び声を聞きつけて別の場所にいた3人のキャンパーたちが安否を確認しにやって来た。するとUMAの動きは止まって一帯は静かになり、続いて森林レンジャーもやって来た時には、まったく何事もなかったかのような状態になっていたということだ。