■人間の言葉を話す謎のUMA

 ネイティブアメリカンの血を引いているRedditユーザー名「universemasterOnGram」氏は13歳のときにキャンプ旅行でこの謎のUMAに遭遇した体験談を綴っている。

 テントを張り、キャンプ生活を始めてすぐに奇妙なことが起こり出した。近くに鳥の死骸が見つかり、キャンプ用品や道具のいくつかがなくなった。辺りに悪臭が立ち込めることもあったという。

 同氏が薪を求めて森の中を歩き回っていたとき、後ろの茂みでカサカサという音が聞こえ、同氏の名前を呼ぶ声が聞こえたという。体調不良でほんの数時間前にキャンプ場を後にした妹の声に似せた声だったが、耳障りで荒々しく背筋が寒くなったという。近づいてくる足音が聞こえたので、同氏はあわててキャンプ場へ引き返した。

 それでもキャンプは予定通りの日程で終わったのだが、撤収作業を終えて荷物を車に積み込み、キャンプ地を離れる際に車の窓から後ろを振り返ると、並木道に立ちこちらを見つめているガリガリに痩せた恐ろしい形相の大男の姿が目に入り驚かされたのだった。それはウェンディゴなのか。そして森の中で追いかけてきたのはこの野人であったのか。その後すぐにこのウェンディゴは姿を消し、見えなくなったという。

米先住民に伝わる最恐UMA「ウェンディゴ」の遭遇体験談! 身長4.6m、ガリガリのモフモフ、腐臭を放ち… 遭遇例4つを解説!
(画像=イメージ画像 Created with DALL·E,『TOCANA』より 引用)