アルピーヌは新型A110だけでなくルノーのモータースポーツも担う
フランスの実業家であったジャン・レデレは、ルノーのディーラーを経営しつつラリーなどのレースに参戦。
モータースポーツで好結果を出したことで、スポーツカーメーカーを創業することを決意し、アルピーヌ A106を1955年の「パリ・サロン」に出展しました。
1959年にはA108、そしてラリー界を席巻する名車A110を1963年に送り出します。
1978年には、ルマン24時間レースを制するなど、ラリー、耐久レースで輝かしい歴史を紡いできました。2021年からはF1チームにもアルピーヌの名が冠されています。
また、ルノーのモータースポーツやスポーツモデルを担ってきたルノー・スポール(ルノー・カーズ)は、現在ではアルピーヌ・カーズに再編されています。
現在は、先代から40年ぶりの登場となる新型A110が発売。
日本では2018年6月にフランス大使公邸でプレス向け発表会を開催。日本市場の重要性の高さがアピールされました。
2シーターミッドシップの現行A110は、ポルシェ 718ケイマンと比較されることが多く、カタログモデルだけでなく限定車やカスタマイズプログラムも人気を集めています。