小型車を得意としてきたルノーは日産とのアライアンスで変化も
ルノーは125年を超える歴史があり、4CVや4[キャトル]、5[サンク]、トゥインゴ、クリオ(日本名ルーテシア)などの小型車が牽引してきました。
フルゴネット(MPV)も得意で、1997年にデビューしたカングーは第2世代で日本のミニバン市場を切り開きました。
ステランティスのMPV(ベルランゴ/リフター/ドブロ)の日本導入は、カングーの大成功がなければなかったといっても過言ではないでしょう。
SUVでは、コレオス、カジャー、キャプチャー、アルカナなどコンパクトからミドルクラスを中心にラインナップしてきました。
そのいっぽうで1984年のエスパス、セニック、前衛的な内外装が際立っていたアヴァンタイムなど、MPVにも注力してきた数少ない欧州メーカーです。
現在もキャプチャー、アルカナには、独自のハイブリッド「E-TECH」を設定していて、キャプチャーは輸入SUVトップの燃費(22.8㎞/L)も享受できます。
日産を傘下に収めてからは、プラットフォームを共用する兄弟車も展開しています。