TikTok(ティックトック)には大統領選後、4B運動に賛同し男性との接触拒否を誓う動画が次々と投稿された。「米国人女性としての役割を果たすため、共和党支持の恋人と別れた」と主張する女性の動画が約900万回閲覧され、「男性はいつも女性の邪魔をする」と泣きながら訴える女性の動画も人気を集めている。
「4B」の語源はリンク先を参照
狂っている(爆)。てか、恋人とも「意見の違い」を話しあえない人が、どうやって社会の分断を埋めるんだろう。米国人は民主主義ではないの?
トランプがポリコレを粉砕したぞ! と舞い上がる人をちょくちょく目にするが、ポリコレとは要は「言語で身体を制圧する」試みだった。そうしたシングル・スタンダードへの志向が、「オレ様の身体感覚だけが絶対だ!(言語とかイラネ)」とする180度逆のシングル・スタンダードに、今回カウンターパンチを食らって吹き飛んだ。
世界の各地で見られる原理主義の高まりも、「近代と伝統」「輸入と土着」のダブスタを、シングル化する運動として捉えればよくわかる。欧米に留学したりして、彼らに合わせましょうと唱えるインテリ人士が迫害に遭い、その地域に固有の論理を体現する、専制的な支配者が台頭してゆく。
だから就任後にトランプがプーチンと握手したとしても、それはトランプがアメリカにとっての「遅れてきたプーチン」だからであって、逆ではない。米国の潮流が世界に影響を広げるのではなくて、むしろ彼らこそが世界を追いかけている。アメリカは後進国だったのだ。
「極端主義」の時代: 文学が政治学よりも役に立つとき|Yonaha Jun
前回の記事の補足と、別の出演情報の紹介。先月に続き『創価新報』の10月号で、創価学会青年部長の西方光雄さんと対談しています。今回の(特に前半の)テーマは、いま世界的に見られる「中道政治の衰退」。
穏健な二大政党制の母国イギリスで政権交代したら、過激派が路上で移民排斥を唱えて暴動になり、知性ある民主主義の国フランスで...