■ 最古参級アカウントはTwitterからXへの変化をどう思ったのか
そんなIsaoさんについて、筆者が気になったのは「Xへの変化をどう思ったか」という点です。
2013年ごろにTwitterを始めた筆者としてもいまだにX化は100%受け入れられていません。
Isaoさんも「ロゴも、“ツイート”というような言葉も無くなっていくのはやはり寂しいですね」と胸中を明かしてくれました。
そんななか、Isaoさん自身の活用方法にもある変化が。
かつては気軽に何でも投稿していたIsaoさんですが、現在は「あまりプライベートなことをポストすることは控え、今ではBluesky(※)に場を移してます」と話します。 ※ジャック・ドーシー氏が発案した分散型SNS。Xの代替サービスの1つとして注目されている。
変化の要因はX社の執行会長兼CTOを務めるイーロン・マスク氏の言動に「彼の支配するXにはプライベートな情報を任せられない」と不信感を覚えてしまったこと。
また「名称の変更に留まらず、便利さとは関係なく機能などもどんどん変わって行くのはずっと残ってくれるサービスなのかという疑念を感じざるを得ません」と現在のXのサービス面に対する不満も吐露します。
そうした要因が重なった結果、IsaoさんはXに対してTwitter時代ほどの愛着が持てず、寄り添えないという気持ちになっていったようです。
ブックマーク機能の追加、「いいね欄」の非表示、収益化とインプレゾンビ、そしてブロックした相手に投稿が見られる通称“ブロック貫通”。
Xになって以降、良くも悪くも目まぐるしく変わっていく環境によって、タイムラインはTwitter時代以上に殺伐としてきているように感じます。
しかしそんな状態にあってもXほどに多様な層のユーザーが集まり、影響力を持っているサービスはなく「不満があるけどとどまり続けるしかない」と思っている方も少なくないはずです。
これから先、Xや近しいサービスはどのように変化し、勢力図を変えていくのでしょうか。
Isaoさんには時間と心が許す限りTwitter/X世界の“シーラカンス”としてゆったりタイムラインを泳ぎ続けながら、サービスの行く末を見守っていてほしいです。
<記事化協力>
Isao Ninomiyaさん(@nino)
※記事内の画像はIsao Ninomiyaさん、jack(ジャック・ドーシーさん)の投稿のスクリーンショットです
<参考>
・Xヘルプセンター「Xについての誤解の真相」
・Xブログ「15年前ハッシュタグはTwitterから生まれました」
・日経XTECH「日本語版Twitterがサービス開始、独自の広告スペースも用意」
(ヨシクラミク)
提供元・おたくま経済新聞
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