プードルにダックスフンド、ポメラニアンにシーズーなど様々な犬種が存在するが、やはり自国の「日本犬」に愛着を抱く日本人は多数。現代では日本だけに留まらず、世界各国で日本犬の魅力が認知されている。

今回は、そんな日本犬を代表する「柴犬」の意外な真実について探っていこう。

■「しばけん」が主流だった記憶が…

柴犬の正しい読み方、3割が勘違いしているが… プロの明かす「真の呼び名」にグッと来た
(画像=『Sirabee』より引用)

まずは「柴犬」を、声に出して読んでみてほしい。

「しばいぬ」と「しばけん」で読み方が分かれることと思うが、中には「しばけん」と読みたい気持ちから目を背け、断腸の思いで「しばいぬ」と読んだ人もいるのではないだろうか。

記者個人としては、これまで「しばけん」と読んでいたにも関わらず、2010年ごろから突然「しばいぬ」読みが一般的になり、困惑した記憶がある。また、知人らに確認したところ、同様に「しばいぬ」読みにモヤモヤを覚えている人物は数十名にものぼったのだ。

そこで今回は、全国の10〜60代の男女702名を対象として「柴犬」の読み方に関する意識調査を実施することに。その結果、「しばいぬ」派が70.7%、「しばけん」派が29.3%であると判明したのだ。

柴犬の正しい読み方、3割が勘違いしているが… プロの明かす「真の呼び名」にグッと来た
(画像=『Sirabee』より引用)

前出の通り、「しばいぬ」読みが主流となったのは、ここ15年ほどの印象を受ける。そのため「年配の世代ほど『しばけん』読みが定着しているはず」と予想していたのだが…。

柴犬の正しい読み方、3割が勘違いしているが… プロの明かす「真の呼び名」にグッと来た
(画像=『Sirabee』より引用)

なんと年代別の回答結果を見ると、10〜30代と比較して40〜60代の方に「しばいぬ」派が多いと判明。さらに言うと、唯一「しばけん」派が過半数となった世代は10〜20代、という結果になっている。

柴犬の正しい読み方、3割が勘違いしているが… プロの明かす「真の呼び名」にグッと来た
(画像=『Sirabee』より引用)

エリアごとの回答傾向を見ても大きな偏りは無く、「柴犬」の読み方の違いに地域性は関係なさそうだ。