目次
中古のおすすめMT車5選
自分に合ったマニュアル車の選び方
中古のおすすめMT車5選
この項目では中古のおすすめMT車をピックアップしてみました。
既に新車では生産が終了してしまったものの、年式が新しくてかつ購入しやすい車種があります。
トヨタ 86
トヨタ「86」は、2012年に登場したFR駆動方式の2ドアスポーツカーです。
2021年に後継車の「GR86」へバトンタッチする流れで生産終了。しかし、度重なる商品改良で約9年に渡りモデルライフが続いていたことも、ファンから愛されている証かもしれません。
販売当時はMT仕様およびAT仕様がそれぞれのグレードで用意されていました。中古車市場をチェックしてみてもMT車の比率が高めとなるため、安く購入できたり、程度のよい上質な物件が見つかったりするでしょう。
スペック
- 全長(mm):4,240
- 全幅(mm):1,775
- 全高(mm):1,295
- 車両重量(kg):1,240~1,250
- 乗車可能人数(人):4
- 燃費(JC08モード、km/L):11.8~12.4
ホンダ シビック(10代目FK7型)
ホンダのミドルサイズ5ドアハッチバック「シビック」は、2021年に11代目・FL1型が発売されました。しかし、2017年から2021年まで生産された10代目・FK7型も見劣りしない性能があり、お手頃価格でMT仕様の中古車が手に入るかもしれません。
搭載エンジンは1,500ccの「VTEC」4気筒ターボチャージャー付き仕様。CVTとともに6速MTとの組み合わせも用意されていました。
FL1型とスペックでは大きな差がないことも特徴で、新車にこだわらないのであればFK7型の中古車を探してみるのもよいでしょう。
スペック
- 全長(mm):4,520
- 全幅(mm):1,800
- 全高(mm):1,435
- 車両重量(kg):1,330
- 乗車可能人数(人):5
- 燃費(WLTCモード、km/L):16.4
マツダ ロードスター(3代目NC型)
マツダ「ロードスター」は、“人馬一体”のコンセプトを守り続けているライトウエイトスポーツカー。2ドア・2人乗りのオープンカーとして4代にわたり販売されています。
今回紹介するのは、2005年から2015年まで販売されていた3代目NC型です。
歴代モデルと比較して、ボディの3ナンバー化やエンジン排気量を2,000ccへアップさせるなど斬新な取り組みがされています。MT仕様もグレードに応じて5速および6速が用意されていました。中古車市場でもそれぞれの仕様で、安価な物件が流通している可能性もあるでしょう。
スペック
- 全長(mm):3,995
- 全幅(mm):1,720
- 全高(mm):1,245
- 車両重量(kg):1,090
- 乗車可能人数(人):2
- 燃費(JC08モード、km/L):11.8~13.4
ホンダ S660
ホンダ「S660」は希少価値の高い、2ドア・2人乗りオープンカータイプの軽自動車です。
エンジンを運転席後方に配置し、後輪を駆動させるMR(ミッドシップレイアウト)を採用しているのが特徴。レーシングカーを思わせるパッケージングです。
2022年限りで新車の生産が終了し、希少価値が高いことから中古車市場でも販売価格が高めです。しかし、オープンカータイプの軽自動車で、MT仕様というパッケージングに魅力を感じるなら中古車物件を探してみるのもよいでしょう。
スペック
- 全長(mm):3,395
- 全幅(mm):1,475
- 全高(mm):1,180
- 車両重量(kg):830
- 乗車可能人数(人):2
- 燃費(WLTCモード、km/L):21.2
- スズキ スイフトスポーツ(ZC32型)
スズキ「スイフトスポーツ」は、安価な本体価格でスポーティな走りを楽しめる代表格の5ドアハッチバックです。
今回取り上げたのは、2011年から2017年まで販売されていた3代目・ZC32型。
136馬力を発揮する1,600ccNA(自然吸気)エンジンに、6速MTを組み合わせたことに加え、ギアボックスやサスペンションの取り付け剛性もアップしています。
100万円程度の予算があれば購入できる物件が多く、予算に限りがあってMT車を探している人におすすめです。
スペック
- 全長(mm):3,890
- 全幅(mm):1,695
- 全高(mm):1,515
- 車両重量(kg):1,040
- 乗車可能人数(人):5
- 燃費(JC08モード、km/L):14.8
自分に合ったマニュアル車の選び方
この項目では「自分に合ったマニュアル車の選び方」を3つの観点にわけて解説します。以下で示す3つのポイントに注目して、マニュアル車選びを進めるとよさそうです。
- 運転に労力をいとわないか
- シフトチェンジがしやすいか
- 扱いやすいボディサイズか
運転に労力をいとわないか
1つ目の要素は「運転に労力をいとわないか」です。
マニュアル車は「ギアのシフトチェンジ」がデメリットに挙げられます。ドライバー自身が的確なタイミングでギアを変えなければならず、車の走行状況に応じたシフトチェンジが求められます。
オートマチック車であれば「パドルシフト」と呼ばれる装備が搭載されている車種を除いてシフトチェンジの操作を行う機会はごく僅かです。シフトレバーを「D」(“ドライブ”を示している)レンジへ入れて、ステアリング・アクセル・ブレーキを操作できれば大きな負担が少なく車を走らせられます。
運転の負担を加味して、まずはマニュアル車でなければならない理由があるかどうかから考えるとよさそうです。
シフトチェンジがしやすいか
2つ目の要素は「シフトチェンジがしやすいか」です。
マニュアル車は、オートマチック車でのステアリング・アクセル・ブレーキの操作に加えて、ギアの変速をしなければならないためシフトレバーとクラッチペダルも使わなければなりません。
近年ではクラッチペダルの操作がしやすく、エンストしたり坂道発進で車体が後ろに進んだりするのを予防できるシステムも開発されて、標準装備されている車種があります。マニュアル車を購入するのが初めての人、あるいは久しぶりな人なら付帯しているシステムにも注目して、試乗でシフトチェンジがしやすいか試すのがよいでしょう。
扱いやすいボディサイズか
3つ目の要素は「扱いやすいボディサイズか」です。
ふと見て、マニュアル車と直接関係ないように感じますが重要な要素となるかもしれません。
1つ目・2つ目の要素で解説したシフトレバー・クラッチペダルの操作に気を取られていると、大柄なボディサイズの車両では運転に不安を感じるのではないでしょうか。
近年の新型車はボディサイズが大きくなりつつあり、ひと昔前にマニュアルトランスミッションが採用されていた“ホットハッチ”などと比べて扱いが難しく感じます。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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