AT車とMT車の違いは?
MT車(マニュアルトランスミッションを採用している車)と、AT車の大きな違いは、運転手が変速を手動で行うか否かということ。MT車は速度(エンジン回転数)に応じて、使用するトランスミッションのギアを運転手が手動で選択・切り替える必要があります。
MT車の運転に必要な免許
MT車はクラッチペダルを踏んだり、シフトレバーを操作したりする必要があるため「MT免許」が必要です。MT車とAT車では操作方法が異なるため、MT免許とAT限定免許とでは、実技のカリキュラムに若干の違いがあります。
また、MT免許保持者はMT車とAT車どちらも運転することができますが、AT限定免許保持者はMT車を運転することができません。
AT限定免許保持者がMT車を運転する場合には、自動車教習所で限定解除講習を受けるか、運転免許試験場で一発試験を受けて限定条件を解除する必要があります。
なお、現在新車で購入できるMT車は減少傾向にあることも影響し、初めて免許を取る人の8割ほどがAT限定免許と言われています。