いまや日本を代表するミニバンのトヨタ アルファード/ヴェルファイア。
アルファードはトヨペット店、ヴェルファイアはネッツ店と、先代まではそれぞれ異なる販売店で扱っていましたが、トヨタ自動車は2020年以降すべての販売店で同じ車を購入できるようにしています。
それをうけてアルファードとヴェルファイアは、明確に差別化が図られるようになりました。2台の違いを徹底解説します。
目次
明確な違いをつけてきた新型アルファードとヴェルファイア
先代よりも50mm長くなったボディサイズ
明確な違いをつけてきた新型アルファードとヴェルファイア
2023年6月21日、同時にデビューしたトヨタの最高峰ミニバンのアルファードとヴェルファイア。
同じシャシーを使ういわゆる兄弟車ですが、これまでとは変わって同じ店舗で購入できるようになりました。
同じ店舗で扱うのであれば、合理化の名のもとひとつの車種にまとめることもできたはずですが、トヨタは販売価格帯を違えるという手法でアルファード、ヴェルファイアともに残しました。
設定された価格は、アルファードが540万円〜872万円、ヴェルファイアは655万円〜892万円。約100万円以上の差はどこにあるのか?2台をじっくり見比べてみましょう。
先代よりも50mm長くなったボディサイズ
新型となってまず気になるのはサイズ感です。
新型アルファードのボディサイズは全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,935mm。対するヴェルファイアは全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,945mmです。
先代の30系アルファードと比較すると、全長が約50mm長くなっている以外はほ同じ。車高は、タイヤサイズの違いによるものでしょう。
基本のグレード展開は、アルファードが「Z」と「Executive Lounge(エグゼクティブラウンジ)」、ヴェルファイアは「Z Premior(Z プレミア)」と「Executive Lounge」の2グレード展開。
アルファードの福祉車両として下位グレードにあたる「G」が用意されてることから、いずれ通常ラインナップにも設定されることが予想されます。