大接戦で勝者の確定に時間がかかる、と目されてきたアメリカの大統領選挙は、あっさりとトランプの当選が決まってしまった。「2016年の雰囲気に似てきた」とする先月の不吉な予感が、遺憾にも当たった形である。

とはいえ、ぼくもまたもう少しは接戦になると思って、勝敗不明のあいだに「つなぎ」の記事を出そうと準備していたから、どうよ俺の予測が的中だぜ! みたく威張れた柄じゃない(汗)。だけど読み直したら、書いていた内容自体は悪くなかったと思うので、以下、手直しして公開する。

ご存じのとおり、先月末には日本でも総選挙があり、「このリーダーでホントにいいのか?」ともやもやする結果になった。日米で選挙がここまで近接するのも稀だけど、トランプの勝利に照らしても、以下のツイートは改めてグサッと来る。

特定の職業を侮蔑するような書き方はどうかと思うが、言いたいことはよくわかる。実際、れいわ新選組がこの戦術で集めた比例票は、全投票者の約7%で、同じ左派でもいまや共産党より多い。

11月2日の産経新聞より