かつての米軍の軍事行動で“サイキック作戦”が行われていたことがCIAの公開文書から明らかになった。超能力者部隊は本当に存在していたのだ。
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■米陸軍“サイキック部隊”、グリル・フレームとは?
情報公開が進むCIAだが、2017年に93万点もの過去の機密文書を公開し、これによりオンラインで閲覧することができる文書は合計で約1200万件にも達することになった。
機密が解かれ、続々とPDF化されてサイト上で公開される文書の数々に一部ではうれしい悲鳴があがっている。しかしながらその文書の多くは門外漢には一筋縄ではいかない組織内の独特の専門用語や語法に満ちていて、実は“発掘作業”のほうは当初の期待に反してかなり難航しているようである。それでも今回の情報公開ではかつて米陸軍の中にあった非公開の組織である“サイキック部隊”についての文書が見つかって注目を集めている。
もちろん、米陸軍に実在したという超能力部隊についてはこれまでもさまざまな言及が紹介されており書籍や映画にもなっているが、今回、一般の目にも触れられるかたちで、公式文書が公開され、その存在が正式に認められることになった。