日本でもクロカン/SUVの代名詞として 絶大な知名度を誇る『ジープ』

ガソリンから電気へ:新時代に突入したアメリカンブランドを解説します
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

ジープは、日本でお馴染みのブランドです。その昔は、クルマに詳しくない人が最低地上高の高い4輪駆動車を「ジープ」と呼ぶなど、文字通りクロカンモデルやSUVの代名詞的存在でした。

第二次世界大戦中に米軍の要請により、アメリカン・バンタム社で開発されたのを契機に、生産台数を拡大。同国の戦線拡大に欠かせない存在でした。

戦時下ではトヨタもジープを参考にしたことはよく知られています。

戦後の日本でも三菱自動車の前身によりライセンス生産されたほか、スズキ ジムニーも含めてジープを参考にしたメーカーは数多く、現在のクロカンモデルに大きな影響を与えました。

近年は、アメリカンモーターズ、クライスラー、ダイムラー・クライスラー、フィアット、FCA傘下を経て、現在はステランティスN.V.の一員となってPHEVやEVなど電動化が進められています。

ガソリンから電気へ:新時代に突入したアメリカンブランドを解説します
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

日本で現在新車販売されているのは、人気のラングラー/ラングラー・アンリミテッド、グランドチェロキー、チェロキー、コンパス、レネゲードのほか、EVのアベンジャーが導入されたばかり。

そのほか、本国ではグランドワゴニア、ワゴニア、グラディエーターなどがあります。

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