アメリカの豊かさを象徴する存在だった『キャデラック』
2022年に創業120年を迎えたキャデラックは、1911年にセルフスターターを開発し、V8やV16エンジンの量産化、パワーステアリングの搭載など、技術面での優位性を発揮してきました。
創業間もない1909年にGM傘下に入り、アメリカ大統領の専用車として長年の間、使われるなど、同国を代表する高級ブランドとしてもよく知られています。
巨大なテールフィンやロングノーズなどアメリカ車らしいフォルムを擁し、1950年代、60年代の古き佳き時代に栄華を極め、数々の映画にも登場し、アメリカの豊かさを象徴する存在でもありました。
1980年代に入ると、日本車の高級車と競合するようになり、小型車や一気に最新の内外装を備えたCTSやSTSなどを投入し、スポーティ路線も強化します。日本ではエスカレードをはじめとしたSUVが人気を集めてきました。
現在、日本で新車販売されるのは、セダンのCT5と、SUVはエスカレードを筆頭に、XT4、XT5、XT6があります。
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