東京のアフタヌーンティーはお手頃で満足度高
ところで、東京の多くのホテルなどでは、ランチとディナーの間にアフタヌーンティープランがあります。一休から予約して友人と何度か利用したことがありますが、私が日本人だからなのか、味は日本の方が美味しいのではと思いました。円安のせいもありますが、値段もかなりリーズナブルでイギリスの半分か、それよりもお安いくらいです。
また日本のホテルは年間ずっと同じメニューではなく、その時々でハロウィンや、ストロベリー、スヌーピーなど、いろいろなテーマを決めて、期間限定で工夫して各ホテルで競っています。紅茶も、1種類ではなく、2時間や1時間半のうちで、何種類でも飲めるのが普通。スコーンだけなら、日比谷のペニンシュラホテルのが一番美味しかったと思い出していました。
味はもちろん、夕暮れの景色が良いのは、汐留のコンラッドホテル。帝国ホテルのアクアでは、窓側確定プランにすると日比谷公園の緑が見えます。ホテルではないですが、ブルガリ銀座バーも充実度が高かったです。溜池山王のインターコンチネンタルホテルの中国料理「花梨」のアフタヌーンティーもちょっと中華な感じが珍しくて、楽しかったです。
東京のアフタヌーンティーがロンドンと最も違うのは、ほとんどが女性客で、特別な日というよりは、午後のゆったりした時間を親しい方と楽しみに来ている方が多い気がします。
帰ったら、また友人とアフタヌーンティーの約束をしたいと思いました。
ロンドンの後はミラノに移動したので、そちらも読んでくださると嬉しいです。
(ミラノ編に続く)