シンガポール、マカオが突出していて、続いてブルネイ・ダルサラーム、台湾、香港、オーストラリア、韓国、ニュージーランドと続きます。
中国も12番目の水準にまで水準が高まっているようで、タイやインドネシアを上回っています。
日本との差も2倍強にまで縮まっています。
6. アジア・大洋州の1人あたりGDPの特徴今回は、IMFのデータベースから、アジア・大洋州の国・地域について1人あたりGDPの国際比較をしてみました。
為替レート換算値でも購買力平価換算値でも、日本はかつての水準からすると、この地域での立ち位置を低下させているようです。
特に、シンガポールや香港、台湾、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの水準が高く、他の国々との差が大きい事もわかります。
中国も水準が高まり、大きく国際順位を上げている事がわかります。
これまで先進国をはじめとするOECDでの比較ばかりご紹介してきましたが、このように新興国も含めた国際比較も大変興味深いですね。
皆さんはどのように考えますか?
編集部より:この記事は株式会社小川製作所 小川製作所ブログ 2024年11月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は「小川製作所ブログ:日本の経済統計と転換点」をご覧ください。