主婦は計算してバイトをしていました。スーパーのレジを打ちながら「今月のバイト代をもらうと年収が95万円だから今年残りは8万円稼げば終わりだわ」と。いっぽう政府は女性の社会進出を謳っているもその女性とは独身女性にフォーカスした逆差別ではないかと取られても致し方ないのです。主婦を「扶養者の枠組み」に押し込み、子育てが終わって社会にもう一度出ようとしても社会が変わりすぎていて「私、ついていけないわー」。政府はそのあたりのポリシーの一貫性に欠けていたのです。東大法学部、財務省、やるじゃないか、と思います。自民党はこれは真摯に受け止め、相当前向きに検討せざるを得ないでしょう。そうすると玉木人気が野田人気を抑えるという将来的な含みも出てくるかも、です。
2つの戦争は新たな局面入りするのか?ウクライナの戦争は北朝鮮軍がいよいよ前線に投入され、早ければ来週にもウクライナ軍と対峙することになりそうです。以前、私はこの件に憤りを感じると書いたのですが、ウクライナも同じようにすればよいではないか、という意見があるのには非常に驚きました。人命を道具だと思っているのでしょうか?思考回路が壊れているのでしょうか?また北朝鮮軍もわずかな訓練で前線に出されるわけですが、私は203高地で乃木将軍が大苦戦したあの話を思い出してしまいました。乃木さんはあの戦いで英断を下したのか、といえば私はゼロ評価です。(だけど私は学生時代、乃木会館でバイトしていましたが。)個人的にはあの戦い方を前向き評価したことが第二次大戦下での日本軍の悲惨な負け方につながらなかったとは言えないと思います。
それはさておき、もう一つの戦争、イスラエルの戦争は相手が誰だかわからなくなってきました。近いうちにイランがイスラエルに報復攻撃をすると情報が漏れており、その前線はイラクにあるとされます。イスラエルが先制して防御をするならイランが手配するイラクにある敵陣を攻める必要がありますが、それはいくら何でも戦略的に不都合だと思うのです。ましてや来週ということはアメリカは大統領選挙の結果が出る頃でありましょう。イスラエルは不敗で勝ち続けていますが、世の中永遠に続くこともないのです。