・若い子育て中のワーママ女性で政治に興味が出てきたので自民党の公募に出て当選した

っていう女性市議(荻野梓さん)が参加されていて、失礼ながら「こういう自民党議員っているんだなあ」みたいな気持ちになりました(笑)

荻野さんは福田さんほど「ガチインテリエリート系」って感じじゃないですが、庶民派で頑張るママさん的な感じで、「いわゆる自民党議員」の古いイメージからはかなり遠い感じの素敵な人でした。

なんかこの、

・普通にリベラル寄りの価値観だが”woke”型左派からは距離を置いている ・外交・経済・移民政策その他は”現実路線”

…みたいなだいたい30代の女性政治家が結構増えてきていて、それが日本では新しい局面を作っていくのではないかな、という印象があります。

諸外国の例を見ていると、「この層がちゃんといる」状態にならない例も結構あるんじゃないかと思っていて。

例えばアメリカなどは日本よりも圧倒的に政治的分極化が激しいので、民主党系女性政治家は「バリバリにwoke型」にならないと支持が集まらない感じになりがちな反面、逆に共和党の女性政治家とかたまに引いちゃうぐらい反動的な発言しまくってて「そんなことまで言って見せないと支持されないのかね?」という気持ちになる人がいたりする。

いや↑僕はアメリカの政治家を隅々知ってるわけじゃないから、多分実際にはそうじゃない人もいるでしょうが、とにかく「非常に演技臭い」感じでどっちかにイデオロギーを寄せた発言をせざるを得ない磁場がアメリカにはあって、それはあまり健全なことではないと思うんですよね。

今回僕が小選挙区で投票したところも、そんな感じの「普通に働いて子育てしてるワーママ30代」の国民民主党女性候補が、「自民党ウラガネ議員」を相当突き放して勝ったんですが、「いわゆるガチ左派だけが女性候補を揃えている」時代ではなくなってきた事の変化というのを感じました。