しかし、2024年10月、山陽学園大学の米田瑞生氏ら研究チームは、ハワイの山に設置した経口わずか10cmの小型望遠鏡でも、イオや木星周辺を観測できることを報告しました。

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イオの火山から発生したガスが、流出し木星周囲に広がっていく様子の再現図 / Credit:米田瑞生(山陽学園大学)_「小さな望遠鏡で見えた、小さな星の火山活動」 ハワイから木星の衛星イオの火山爆発を観測(2024)

彼らは2017年から2019年の2年間にわたってイオが火山爆発を繰り返していたことを発見したのです。

この観測では、イオの火山から発生したガスが流出して木星周辺に広がっていく様子も確認できており、その様子が再現図で示されています。

このように太陽系内にある「火山衛星」は興味深い存在として注目されてきました。

そして、太陽系内には確かに火山衛星が存在しています。

NASAの情報が示唆しているように、太陽系外にもイオのような「火山衛星」が存在したとしても不思議ではありません。

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参考文献

Fumes of Fiery Volcanic Moon Detected Outside The Solar System
https://www.sciencealert.com/fumes-of-fiery-volcanic-moon-detected-outside-the-solar-system

NASA finds signs of hellish, lava-covered ‘exomoon’ circling an alien world — and it could meet a ‘destructive end’
https://www.livescience.com/space/exoplanets/nasa-finds-signs-of-hellish-lava-covered-exomoon-circling-an-alien-world-and-it-could-meet-a-destructive-end