また、舐めるのは主に淡色で透明感のある岩石に限られ、金属光沢のある鉱物や鮮やかな色をしたものは避けましょう。

これらの鉱物は、有毒な成分を含んでいる可能性が高いためです。

さらに、舐めるのは短時間で行い、長時間口に含むことはありません。

あくまで鉱物を識別するための一瞬のテストであり、安全を最優先に行動します。

そしてこれらの鉱物に触れた後は、必ず手をよく洗うようにしましょう。

このルールを覚えておけば、将来なんらかの理由で石を舐める仕事に就いたときに役立つはずです。

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参考文献

Licking Rocks in Geology : Why & How (Answered by Geologist)
https://howtofindrocks.com/licking-rocks-in-geology/

ライター

鎌田信也: 大学院では海洋物理を専攻し、その後プラントの基本設計、熱流動解析等に携わってきました。自然科学から工業、医療関係まで広くアンテナを張って身近で役に立つ情報を発信していきます。

編集者

川勝康弘: ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心がけています。 夢は最新科学をまとめて小学生用に本にすること。