堤さんのバイク歴をみたら、排気量、カテゴリー、メーカーも幅広い。その理由とは?
「バイクを乗り換えるときに、〝これだ〟と決めて乗るのもいいとは思います。でも、あえて決めずに『これなんて面白いんじゃない?』とすすめてもらったバイクに乗ることで〝これもアリか!〟と選択肢が広がるんですよね」。
堤さんのバイクの楽しみ方、使い方は〝旅の道具〟だ。それを熟知しているからこそ、よりバイクライフを豊かにしてくれる面白い車両をおすすめしてくれる。
「メーカー直系のバイクディーラーだったら、そのメーカーの車両ばかりになります。でもこのワースワイルグループ、MFDモトフィールドドッカーズなら、スズキはもちろんさまざまなメーカーの車両を取り扱っているのでバイク選びの選択肢が広いんですよね。今乗っている790ADVENTUREも『これなんていいんじゃない?』とすすめられた車両です」。
排気量やカテゴリーを超えさまざまな車種に乗ってきたのは、バイクに対して好奇心が強く柔軟な考えを持つ堤さんだからということもあるだろう。しかしそれ以上に、大多数のお客様の中の一人ではなく、1対1で真摯に向き合うショップ側の姿勢があったからこそ、ユーザーの好みを熟知し最適なバイクを提案できたのだ。