当然、敵国の無人地上車両を攻撃するドローンも登場しています。
まさに現代の戦争は、「ドローンVSドローン」へと変化したのです。
19世紀末から20世紀前半までは、軍力の増強には大経口の主砲と厚い装甲をもつ大型戦艦が必要だとする考え「大艦巨砲主義」が一般的でした。
しかし航空機の発達により、大艦巨砲主義は航空戦力を主軸とする「航空主兵論」へと切り替わりました。
そして現在では、それら兵器に生身の人間が乗ることは少なくなってきました。
人間同士の戦いからドローン同士の戦いへと切り替わっているのです。
将来的には、ドローンを人間か操作することさえ無くなり、「AI」VS「AI」の時代が到来するかもしれません。
しかもそれが訪れる時期は、そこまで遠くないでしょう。
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参考文献
Small drones will soon lose combat advantage, French Army chief says
https://www.defensenews.com/global/europe/2024/06/19/small-drones-will-soon-lose-combat-advantage-french-army-chief-says/
ライター
大倉康弘: 得意なジャンルはテクノロジー系。機械構造・生物構造・社会構造など構造を把握するのが好き。科学的で不思議なおもちゃにも目がない。趣味は読書で、読み始めたら朝になってるタイプ。
編集者
ナゾロジー 編集部