当初はドローンの操作を妨害する「電波妨害装置」などが有効な防御手段だと考えられていましたが、ドローンメーカーはAIを用いた制御などによってすぐに対処。

そのため現在では、ドローンの迎撃にはドローンが用いられるようです。

最近、ウクライナのドローンメーカー「Wild Hornets」は、過去数カ月に行われたと考えられる100回以上のドローン迎撃動画を公開しました。

そして2024年8月には、ウクライナがドローン作戦を防空レーダーと統合し、ロシアの長距離偵察ドローンを迎撃できる新しいソフトウェアを導入したことで、ドローン戦争は一段と激化しました。

直近では、爆弾を抱えたドローンが敵へと特攻する「爆弾ドローン」が軍事企業によって開発・発表されています。

この小さな爆弾ドローンは、オペレーターの操作によって上空から敵軍に近づき、急降下して爆発します。

デモンストレーションで示された衝撃の破壊力は、戦争におけるドローンの影響力がどれほど大きいかを示すものとなりました。

もちろんドローンが用いられるのは空中戦だけではありません。

陸上では無人地上車両が用いられており、前線まで食料や水、弾薬を運んだり、武器を装備して攻撃したりしています。