当初はドローンの操作を妨害する「電波妨害装置」などが有効な防御手段だと考えられていましたが、ドローンメーカーはAIを用いた制御などによってすぐに対処。
そのため現在では、ドローンの迎撃にはドローンが用いられるようです。
最近、ウクライナのドローンメーカー「Wild Hornets」は、過去数カ月に行われたと考えられる100回以上のドローン迎撃動画を公開しました。
We have modified our drones to destroy the reconnaissance UAVs of the russian invaders. We have taken down more than 100 of their aircraft
The video shows only 10% of what the military has shot down using these drones.
Much more will be taken down
You can support our… pic.twitter.com/YKo8U9R1kv
— Wild Hornets (@wilendhornets) August 28, 2024
そして2024年8月には、ウクライナがドローン作戦を防空レーダーと統合し、ロシアの長距離偵察ドローンを迎撃できる新しいソフトウェアを導入したことで、ドローン戦争は一段と激化しました。
直近では、爆弾を抱えたドローンが敵へと特攻する「爆弾ドローン」が軍事企業によって開発・発表されています。
この小さな爆弾ドローンは、オペレーターの操作によって上空から敵軍に近づき、急降下して爆発します。
デモンストレーションで示された衝撃の破壊力は、戦争におけるドローンの影響力がどれほど大きいかを示すものとなりました。
もちろんドローンが用いられるのは空中戦だけではありません。
陸上では無人地上車両が用いられており、前線まで食料や水、弾薬を運んだり、武器を装備して攻撃したりしています。