カローラ初のクロスオーバーSUV「カローラ クロス」

5つのスタイルで売っているカローラ。じつは7種類ものボディバリエーションがあるって知ってた?
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

カローラクロスは、カローラ初のSUVとして2021年に発売されました。

2019年にデビューした12代目カローラと共通のGA-Cプラットフォームに搭載されるのは、1.8Lガソリンエンジン(2ZR-FAE型)と1.8Lハイブリッド(2ZR-FXE型)の2種類。

駆動方式はFFを基本に、ハイブリッド車にのみフルタイム4WDのE-Fourが用意されます。

カローラシリーズのなかでも一番売れているのがこのカローラクロスで、SUV人気もしっかりとフォローしているということが伝わります。

室内は5人乗りで、トランク容量は2WDと4WDで異なり、2WDモデルが通常時487Lで、リアシートをすべて倒した状態で991L。4WDモデルは通常時が408Lで、リアシートを倒すと901Lという広大なスペースが確保されています。

グレードは、ベーシックな「G」と、上質な「Z」を基本に、ハイブリッド車には「G」をベースに、TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイやサテン調塗装のドアハンドル、S-FLOW付きエアコン、金属調塗装のロアグリルなどを装備した「S」をラインナップ。

いっぽうガソリン車には、装備を簡素して218万4000円という価格を実現したエントリーグレードの「G”X”」が用意されます。

コンパクトなヤリスクロスの中間グレードと変わらない価格のグレードが選択できるようになっているのがカローラシリーズの底力でもあります。