ヨーロッパが主戦場「カローラ スポーツ」

5つのスタイルで売っているカローラ。じつは7種類ものボディバリエーションがあるって知ってた?
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

カローラスポーツは、12代目カローラのなかで一番最初に国内デビューをはたしたモデルです。

リアにハッチゲートを備えたハッチバックは、国内ではマツダ MAZDA3、スバル インプレッサ、海外ではフォルクスワーゲン ゴルフやメルセデス・ベンツ Aクラスなどがライバルになります。

TNGAのGA-Cプラットフォームをベースにするボディは、開口部にねじれを抑える環状骨格構造を採用したり、高張力鋼板を使用したりと、軽量化と剛性をあげる努力がなされています。

フロントにマクファーソンストラット、リアはダブルウイッシュボーンというサスペンション構成は、12代目カローラ共通です。

パワートレーンは、当初1.2Lガソリンターボ(8NR-FTS型)と1.8Lハイブリッド(2ZR-FXE型)でしたが、2022年の改良でガソリンエンジンが1.2Lターボから2.0L NA(M20A-FKS型)に変更。

燃費は、2.0Lガソリン車が18.3km/L、ハイブリッド車は29.5km/Lと、どちらも充分な性能ですのでライフスタイルに合わせて選択できそうです。

走りの性能は、GRカローラのベースになっているだけあって12代目カローラのなかでもピカイチです。

グレードは、シンプルな装備のエントリーモデル「G"X」、装備と性能のバランスがいいベーシックな「G」、17インチアルミホイールと装備が充実した「G"Z"」の3つ。それぞれガソリン車とハイブリッド車にラインナップされています。

ヤリスや、アクアよりも少し大きなモデルが欲しいという方。スポーティな走り好きだけど本気のスポーツカーまでは必要としないという方にもおすすめです。