「非公認だから金出すのはおかしい、ステルス公認・偽装表示だ」
こういう批判がありますが、金が非公認候補者の選挙活動に使われているのか否かはどうでもいい話です。
例えば、都道府県知事や市区町村長の首長選挙では大阪維新以外はみな無所属からの出馬ですが、党公認ではないが特定政党が支援・推薦をして党本部から資金が支給されているのは公然の事実です。それを「偽装表示」とはいわないですよね?
先般の東京都知事選でも蓮舫氏が立憲民主党をわざわざ離党してまで無所属で出馬してましたが(本来、そんなことをしなくとも無所属出馬は可能)、立憲共産党からガッツリサポート受けてましたよね?56
つまり、「選挙における政党の非公認」の意味は必ずしも「絶対に支援しない」という意味ではないというのは、普通の生活をしていれば分かる話なんですよ。だから、今回の政党交付金は萩生田氏なんかは「気づいてないから使ってない」と言ってますが、本来的には『使っていたから何?』という話です。
今般の選挙でも例えば今般の衆院選の萩生田光一の街頭演説を見てみれば「自由民主党公認」の候補者の応援弁士と一緒に演説カーに上がって、垂れ幕に「自由民主党公認 ●●」みたいに書いたものが掲出されています。最初から「偽装表示」「ステルス」なんてしてないんですよ。
茂木敏充前幹事長が応援に駆けつけてくれました。かつては毎日のように一緒に仕事をしていただいたご縁です。力強いご支援ありがとうございます!@moteging pic.twitter.com/amOdidSegB
— 萩生田光一事務所【前衆議院議員・東京24区】 (@officeofhagiuda) October 21, 2024
選挙区の有権者はそういうのを見てるわけです。まったく関係のない、ネットで見てるだけの者がロジックがどうの、矛盾だ、とか言ってるのは、観念論であって、なんらの実益の無い空虚な議論です。共産党がやるのは分かるが、共産党に乗っかる人らの気が知れない。思考のイニシアチブを奪われているよ。