野球のワールドシリーズが始まります。世紀の戦い、東西の雄、ドジャースとヤンキーズ、大谷とジャッジという組み合わせは野球ファンでなくても歴史的なこの頂上決戦に注目するのではないでしょうか?日本人の野球ヒーローはどこまで頑張ってくれるでしょうか?否が応でも応援したいところです。大谷さんもエンゼルスの時代にチームの不振に悩んだもののチームメートやファンに守られ移籍には長く悩んだと思いますが、光が当たる世界に行けばチャンスは広がることを証明しました。大谷さんも思っていることでしょう、あの時の決断は正しかったと。そう、ステップアップなんです。

では今週のつぶやきをお送りいたします。

テスラは確かにすごいのかもしれない

テスラの話をするとこのコメント欄が異様に盛り上がるのですが、以前から申し上げているように自動車に対する考えと選択肢は個人の自由であり、内燃機関のクルマもEVもそれぞれに特色があり、双方が批判の応酬となること自体が無意味です。ただし、一企業というベースでみると個人的にはテスラはポテンシャルを含め、お化けであると認めざるを得ないのです。なぜかといえば「自己進化していく能力」が備わっているからです。

この意味は技術革新が進む中でかなり先の将来まで見据えたプランを備え、人々の欲望の先を見ているのが同社の圧倒的強みであり、通常の自動車会社とは完全に一線を画すものです。ロボタクシー「サイバーキャブ」も普及するでしょう。同社の電池を使った燃料電池も普及するでしょう。同社の新型電池「4680型」は苦労しましたがようやく大量生産化に目途がつきつつあります。もちろん同社のEV車もさらに普及するでしょう。正直、バンクーバーで車を走らせているとテスラだらけで気持ち悪いのですが、車に所有者の個性よりもその技術や利便性を求めるならば実質主義である北米においてテスラがディファクトスタンダードになっていくのでしょう。アップルのスマホの様なものです。