SNSからPRへの展開、ネタを『発掘』して『着火』

チョコレート菓子「ブラックサンダー」は、今のような一般的な人気商品になる前から熱狂的なユーザーがいたという。この“熱狂的なユーザー”がネタの『発掘』だ。

「SNSには熱量の帯びた情報があって、それを活用することが大切」(松本社長)

エムスリー・カンパニーはネットで「ブラックサンダー国民投票2023」を仕掛けた。併せて「ブラックサンダーの日」がX(旧Twitter)のトレンド入りし、これらが『着火』となり、テレビの情報番組でも取り上げられて『増幅』していった。情報が複合的・連鎖的に広がることで社会を巻き込んだ規模の話題として『確定』していく。SNSから仕掛ける場合は、このようにネタを『発掘』してそれを『着火』させることで、メディアPRへと『増幅』していく。

消費者にとってはSNSもメディアも垣根がない時代だ。松本社長は、企業によるコミュニケーションもクロスボーダーで接点をつくる必要があると強調する。

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(画像=『Business Journal』より 引用)