■愛し続ける男

「私が死体と一緒に眠った理由」がヤバすぎる! 蘇生実験7年、腐敗にも気づかず…
(画像=画像は、「ELITEREADERS」より ,『TOCANA』より 引用)

 米・フロリダ州に住むドイツ人のカール・テンツラーは、細菌学者と放射線科医として結核患者が集まる病院に勤務していた。1930年4月、カールは患者として通院していたエレナ・オヨスに一目惚れ。カールは「彼女と結ばれるために私は生まれてきた!」と思うほどエレナに心を奪われていた。だが、悲しいことにエレナは結核を患っており、カールによる懸命の治療の甲斐もなく、やがてこの世を去ってしまう。そしてエレナの遺体は、カールが建てた霊廟に安置されたが、どうしても彼女の死を受け入れられないカールは、遺体を持ち去って生き返らせるための実験を開始。結果、エレナの遺体は蝋で覆われ、髪が抜け落ちた頭皮にはかつらが被せられ、生前とは似ても似つかぬ姿になってしまった。カールは、“蝋人形”となったエレナとベッドで眠る毎日を7年間続けていたが、1940年にカールのもとを訪ねたエレナの姉により“蝋人形”の存在が発覚。エレナの遺体は家族のもとに返されたという。