前節からの順位変動:市立船橋高校(11位→11位)、尚志高校(9位→10位)


FC東京のゴール裏 写真:Getty Images

昌平が逆転勝利で首位との勝ち点差3に

FC東京U-18(1-2)昌平高校

【得点者】

  • 30分:金子俊輔(FC東京)
  • 42分:大谷湊斗(昌平)
  • 76分:オウンゴール(昌平)

試合は30分、MF北原槙のコーナーキックからDF金子俊輔がヘディングで合わせ、FC東京U-18が先制に成功。波状攻撃を続ける昌平高校は42分、MF中松陽太の柔らかいクロスをダイレクトで合わせたキャプテンMF大谷湊斗が同点ゴールを挙げる。後半に入り、昌平が攻め込む時間が目立ってくる。そして76分、左サイドからMF長璃喜がボディフェイントを駆使したドリブルでペナルティーエリア内にいた味方選手にラストパスを送ると、これがオウンゴールを誘発し昌平が2-1と逆転に成功する。その後、GK佐々木智太郎のファインセーブもあり、なんとか1点を守り切った昌平が優勝に望みをつなぐ3ポイントを手に入れた。一方、敗れたFC東京は第19節を終えて降格圏内の11位市立船橋、10位尚志と勝ち点20で並んでしまった。しかし、現時点で1試合未消化であることをポジティブに捉え、今後も勝ち点を積んでいきたい。

前節からの順位変動:FC東京U-18(10位→9位)、昌平高校(4位→4位)


鹿島アントラーズのホーム 県立カシマサッカースタジアム 写真:Getty Images

中学3年生の先制アシストで鹿島が首位浮上!

川崎フロンターレU-18(1-2)鹿島アントラーズユース

【得点者】

  • 50分:知久陽輝(川崎)
  • 64分:正木裕翔(鹿島)
  • 82分:玉木亜門(鹿島)

試合は川崎フロンターレU-18が2位の鹿島アントラーズユースに攻め込む時間が続く展開。50分にMF知久陽輝のゴールで川崎が先制するも、その後鹿島が攻勢を強めるべくカードを切る。54分に中学3年生のFW髙木瑛人を投入すると流れは完全に鹿島へと変わった。64分には後半から投入された髙木のラストパスをFW正木裕翔が決めて同点に追いつくと、82分にはDF玉木亜門のゴールで逆転。後半の交代で流れを変えた鹿島が貴重な勝ち点3を獲得した。さらに首位の横浜FCユースが敗れたため勝ち点・得失点差共に並んだが、総得点で6点上回った鹿島が首位の座についた。