後半に入りワッドを1列下げる戦術に出た柏。これが功を奏す。54分、柏の華麗なパスワークから青森陣地に攻め込むと、MF沼端隼人からヘディングでのフライスルーパスを受けたワッドが相手GKとの1対1を制し同点に追いつく。これで勢いづいた柏は67分にもFW吉原颯人の逆転ゴールを突き刺す。76分には右サイドからFW戸田昌斗のフライスルーパスをペナルティエリア内でワッドが受け、相手DF2枚を冷静に交わした後、GKとの1対1を冷静に沈めて勝負を決めた。

前節からの順位変動:柏レイソルU-18(3位→3位)、青森山田高校(5位→7位)


横浜FC 写真:Getty Images

横浜が今季2度目の連敗で首位陥落

横浜FCユース(0-2)流通経済大学付属柏高校

【得点者】

  • 53分:亀田歩夢(流経大柏)
  • 84分:松本果成(流経大柏)

今節はホーム試合となった流通経済大学付属柏高校。熱い応援もあり、前半から流経大柏が横浜FCユースを終始圧倒する展開。なかなか得点が決まらず前半をスコアレスで折り返す。後半に入っても流経大柏が横浜陣地に攻め込む構図は変わらない。すると53分、右コーナーキックのこぼれ球を来季カターレ富山(J3)への加入が内定しているMF亀田歩夢がゴールネット右隅に突き刺す強烈なシュートで先制に成功。84分にはフリーキックから途中出場MF松本果成のヘディングシュートが決まり勝負あり。流経大柏が2-0と完勝し、実に5試合ぶりの勝利を遂げた。一方の横浜はまさかの敗北で首位から2位へと後退した。

前節からの順位変動:横浜FCユース(1位→2位)、流通経済大学付属柏高校(7位→6位)


前橋育英高校 写真:Getty Images

シーソーゲームを制した前橋が歴代最高勝ち点に

前橋育英高校(3-2)大宮アルディージャU-18