【ファールスローの反則理由③】頭の後方から頭上を通して投げなければいけない

両手でボールを持って、その後は頭の後方から頭上を通して投げなければいけません。

こうしたルールがなければとても多様な投げ方ができてしまい、ルールを定めることが難しくなってしまいます。このルールのおかげで投げ方はほぼ統一することができています。

この反則はファールスローの中では比較的多く見られます。特に近くの選手に投げる時に頭の前で手首だけ使って投げてしまうようなシーンで起こり、大人でも見られるファールスローです。

【ファールスローの反則理由④】体の向きと同じ方向に投げなければいけない

スローインを投げる方向は体の向きと同じ方向でなくてはいけません。
腰をひねるようにして、急に投げる方向を変えることは禁止されています。


このルールによってひねって投げることや反動を使って遠くに投げることを防ぎます。

このルールは判断が非常に曖昧になりやすく、「ひねる」動作に関してはルール上では反則ですが、実際の現場ではあからさまでなければある程度許容されているのが現実です。

とはいえ体と同じ方向に投げることが定められているため、そのようなルールにのっとり無駄なファールスローは減らすべきです。