【ファールスローの反則理由⑤】ピッチの外へ出た地点から投げなければいけない

ピッチから外に出た地点から投げるというと当たり前に聞こえるかもしれませんが、スローインを投げようとするときにちょっとずつ前に進む選手もいます。

そのような行為を防ぐためのルールですし、審判もそういった行為を見逃してはいけません。

また、投げる地点があっていたとしても足がそのラインを超えていてはいけません。足の一部がラインにかかっていれば大丈夫ですが、超えてしまえばそれは反則になりますので、しっかりと確認しましょう。

ファールスローは副審がしっかりジャッジする

【サッカーのルール・反則解説】プロでもやってしまうファールスローとは?
(画像=『SPOSHIRU』より 引用)

ファールスローをジャッジするのは副審の大きな役割です。
主審はスローイン前の小競り合いやスローイン後のプレーをジャッジしなくてはいけないため、十分にスロワーを見ることができません。そうした時に、副審がスロワーをしっかりと観察しなくてはいけません。

審判によっては主審が手の反則を見て、副審が足の反則を見るというように分類する場合もあります。

特によく起こりがちな頭を通過しているか・足が浮いていないか・線を超えていないかという点を確認しなくてはいけません。

ファールスローがあった場合、副審は真上にフラッグアップをし、その後どちらボールになるのかフラッグで進行方向を指します。