目次
簡単に上達するツーリング写真の撮り方⑦カメラの機能
簡単に上達するツーリング写真の撮り方⑧オリジナリティ
簡単に上達するツーリング写真の撮り方⑦カメラの機能
スマホやコンデジの機能は効果的に使いましょう。あなたのスマホやコンデジに搭載された機能について熟知しておくことをおすすめします。スマホやコンデジは一眼レフよりも操作性がよくありませんので、ワンタッチで呼び出せる機能をフル活用します。
基礎的な機能
ピントを合わせるところを固定するAFロック機能、露出を合わせるところを固定するAEロック機能は便利です。カメラを起動させた時点では画面中央のピントや露出を合わせるようになっていますが、画面中央にピントや露出を合わせることはほとんどありませんので頻繁に使う機能です。
+1のEV補正をした作例
全く同じ状況下で-2のEV補正をする。明るさで写真の印象が変わる。
スマホやコンデジに搭載されたエフェクト機能の活用も視野に入れましょう。あなたの撮影意図に沿ったエフェクト効果であれば躊躇する必要はありません。エフェクト効果について否定的な意見もありますが、新しい表現方法だと捉えるのか、邪道だと捉えるのかはあなた次第です。
モノクロームによる表現。ハイキー(明るめ表現)とローキー(暗め表現)の両方を試したい。
モノクロームによる作例。風景にピントを合わせる。
カメラの機能を使うときの注意点
スマホやコンデジでは特殊なエフェクト効果を加えた撮影もできます。ナチュラル表現のまま撮影してからエフェクト効果を加えてもいいですし、エフェクト効果を加えた状態で撮影しても構いません。エフェクト効果を加えすぎると飽きられやすいツーリング写真になるので注意しましょう。
エフェクト効果を使いすぎてトリッキーになった作例。
簡単に上達するツーリング写真の撮り方⑧オリジナリティ
簡単に上達するツーリング写真の撮り方をズバリ答えると「あなたが撮影した写真を教材にする」です。誰かが撮影したツーリング写真を教材にしても上達しません。撮影現場であなたが感じたことが何よりも正確なデータなのです。
自分のツーリング写真から学ぶ
今まで撮影したツーリング写真をチェックして改善点を探りましょう。あなたの写真をあなたが評価することで次のツーリング写真に活かします。特にお気に入りの写真は細かくチェック!お気に入りの写真を脳裏に焼き付けた状態で撮影することが、あなたのオリジナリティを生み出します。
やや画面左上にバイクを寄せた作例。※中心にしたのはヘッドライト。
バイクを中心に配置した作例。※中心にしたのはヘッドライト。
やや右下にバイクを寄せた作例。構図が違うだけで印象が大きく変わる。
※中心にしたのはヘッドライト。
撮影時の記録から学ぶ
スマホやコンデジで撮影したツーリング写真のデータは詳細にわたって確認できます。スマホやデジカメでは日時、絞り、シャッタースピードだけではなく、機種によっては撮影場所、当時の天候や気温を記録できるカメラもありますね。撮影時の記録と仕上がりを見比べ、改善点を探りましょう。
焦点距離:4.24mm
絞り:f3
シャッタスピード:1/125秒
焦点距離:6.67mm
絞り:f3.9
シャッタスピード:1/1,000秒
オリジナリティを追求するための注意点
誰かのツーリング写真を研究しても真似事にしかなりません。どこかで観たような写真には新鮮さがなく、おもしろ味に欠けています。何度も言う通り写真はあなたの感情を撮影するものなのですから、あなたのオリジナリティを追求するべきです。
この写真をどう見る?平凡な写真?感情をかんじる?それを決めるのはあなたです。