目次
簡単に上達するツーリング写真の撮り方①心得
簡単に上達するツーリング写真の撮り方②構図の基礎
簡単に上達するツーリング写真の撮り方①心得
いい写真を撮影しようと思わないのが一番の上達方法です。あなたが感じたことを信じましょう。難しいことは考えず、直感を大切にすればオリジナリティあふれる写真を撮影することができます。かっこいい写真、美しい写真を撮ろうとするほど、どこかで見たような写真になってしまうからです。
ツーリング写真を撮影する注意点:マナーを守る
海外からSNSにアップロードされたバイク写真でよく見られる、道路上にバイクを駐車しての迷惑なツーリング写真。
交通の妨げになる撮り方は厳禁です。道路の真ん中にバイクを停めて撮影した写真をたまに見かけますが「私は他人の迷惑を気にせず行動する人です」と主張しているようなものです。恥ずかしいのでやめましょう。
観光名所の前で撮影するために、歩道上や出入り口にバイクを駐車している迷惑な作例。
簡単に上達するツーリング写真の撮り方②構図の基礎
構図の基礎について解説します。構図に関する基礎を身に着ければあっという間にツーリング写真が上達します。まずは安定感のある写真の撮り方を実践しましょう。構図の基礎を理解していないのにオリジナリティを出そうとすると奇をてらった写真にしかなりません。
バイクと風景の割合
風景に心を揺さぶられたときは風景を主役に、バイクの造形に心を揺さぶられたときはバイクを主役に構図を決めます。バイクや風景が占める画面上のボリューム感を重視しましょう。直観的に判断できない場合は構図を少しずつ変えて何枚も撮影する方法がおすすめです。
バイクと風景のボリューム感が中央に寄ったバランスが悪い作例。
少し位置を変えるだけでバランスが良くなった作例。
バイクの配置
スマホやコンデジの画面にグリッドラインを表示し、グリッドラインが交わったところに主役とわき役を配置すると写真が安定します。グリッドラインが表示しない場合は画面の対角線上に主役とわき役を配置するのもおすすめです。
バイクは真ん中で説明的、わき役は邪魔でしかない。
撮影位置を少しずらすと改善される。
構図決定の注意点:水平を意識する
音楽に音階があるように、写真にも最低限の基準があります。オリジナリティを大切にするほど、水平を意識して撮影しましょう。水平がズレている写真は見る人に気持ち悪さを与えてしまいます。また、意図的に水平を狂わせた写真は注目されやすいのですが飽きられやすいですね。
バイクと風景両方を画面に入れようとし、水平を狂わせた作例。
水平に戻した作例。