鳥栖は次節、残留争いのライバルである京都との直接対決を控えている。この京都戦で敗れ、さらに15位湘南と16位柏が引き分け以上で終えるとその時点で降格が決定する。また、仮に次節の降格を免れたとしても、消化試合数と勝ち点差を踏まえると降格はもはや時間の問題と言わざるを得ない。
後半戦好調も厳しい:北海道コンサドーレ札幌(現19位)
残りの対戦カード
- 名古屋、C大阪、湘南、広島、柏
今季は開幕から5連敗を含む6戦未勝利でスタートした北海道コンサドーレ札幌。さらに5月中旬から7月頭にかけて8連敗を喫し、もはや降格は免れない状況に陥った。しかし、第23節神戸との引き分けを機に好調に転じる。特に第27節以降は鳥栖やジュビロ磐田といった残留争いのライバルに連勝。第32節には京都も破り、下位勢から確実に勝ち点を挙げ現在残留圏との勝ち点差は9となっている。
ただし、消化試合数の違いから暫定で16位の柏と17位京都との勝ち点差は開く可能性もある。その中で、次節以降の対戦では湘南、柏と残留を争うライバルとの対戦も控えている。後半戦の流れのまま、この2試合を勝利で終えられれば残留の可能性は見えてくるが、そこまでの名古屋グランパス戦とセレッソ大阪戦で現状の勝ち点差を縮めることができなければ直接対決の構図は出来上がらない。
残りの対戦カードにおける今季の戦績は3分2敗と勝利がない。しかし、前半戦の札幌とはひと味違うチームになっていることも事実だ。最終盤に残るライバルとのゲームまで残留の可能性を残すためにも、第34節名古屋戦と第35節C大阪戦での勝ち点積み上げが必須となる。
J2へ逆戻りは回避したい:ジュビロ磐田(現18位)
残りの対戦カード
- C大阪、神戸、G大阪、横浜FM、FC東京、鳥栖