連休中、お出かけできないお子さんがずっと家にいる、というご家庭も多いかもしれません。せっかくですから、お子さんの好きなミートソースをレトルトではなく、炊飯器を活用してお手軽に作ってみませんか?
料理コラムニストの山本ゆりさんが、「※冷凍ガチガチのひき肉そのまま使えます」とコメントを添え「炊飯器ミートソース」の作り方をTwitterで公開しています。
ミートソースは、具材をじっくりコトコト煮込んで作る「ラグー」と呼ばれるソースの一種。イタリアのボローニャ地方でよく食べられている、切った牛肉をトマトと一緒に煮込んだ「牛肉のラグー」が、ミートソースの源流です。
じっくりコトコトというのは時間がかかり面倒……ということもあって、市販のレトルトや缶詰のパスタソースを使いがちなミートソース。ですが、炊飯器を使うとスイッチひとつで手軽に作ることができます。
料理コラムニストの山本ゆりさんが紹介する、炊飯器で作る「絶品ミートソース」は4人分。
【材料】
玉ねぎ1/2個→みじん切り
ニンジン1/2本→みじん切り
合い挽き肉(250g~350g程度)
ホールトマト(またはカットトマト)1缶
砂糖大さじ1
小麦粉大さじ1
ケチャップとウスター(もしくは中濃)ソース各大さじ2
コンソメ(キューブ)1個
醤油小さじ1
塩小さじ1/2
にんにくチューブ4cm
コショウ少々
材料の種類は多めですが、作り方は非常に簡単。まず挽肉のかたまりを炊飯器の内鍋に入れてしまいます。凍ったままでもOK。ホールトマトは、トマトの形を崩すように潰してしまいましょう。その他の材料も全部入れてしまい、最後にアルミホイルの落としブタ(フタ裏側への汚れ付着防止)をして、炊飯。
あとは炊飯器が自動的に煮込んでくれます。鍋を火にかけないので、その間別のことに時間を使えるのもメリットですね。
炊飯器から出来上がりのサインがあったらフタを開け、落としブタを取り除いて挽き肉のかたまりをよーく崩して混ぜ合わせてやります。この際、内鍋のコーティングが傷つかないよう、フッ素加工に対応した樹脂やシリコン製のおたま(レードル)やフライ返し、ビーターなどを使うようにしてください。
味見してトマトの酸味が強ければ砂糖を、味に締まりがなくぼやけていたら塩を少しずつ足して、味を調整してみてください。そのまますぐに使ってもいいですが、煮込みソースなので一晩寝かせるとよりコクが出て美味しくなります。
出来上がったソースは容器に移し、保存が可能。目安は冷蔵の場合で3日程度、冷凍して保存することもできるので、1人分ずつ小分けして作り置きしておくのもいいですね。
もし炊飯器に「煮込みメニュー」モードがついている場合は、そちらを使用するのもいいと思います。短い時間だと加熱が不十分になる恐れがあるので、煮込みメニューを選択する際は炊飯器の取扱説明書を参照してください。
ミートソースはパスタだけでなく、ソテーした夏野菜と合わせたり、今が旬のサワラなど、魚のグリルにソースとして使っても美味しそうです。ほかにもムニエルやシュニッツェルなど、思っている以上に応用範囲が広いソースなので、色々な料理に合わせてみるのもいいですね。
<記事化協力> 山本ゆりさん(@syunkon0507)
(咲村珠樹)
提供元・おたくま経済新聞
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