「うおおおおロックダウン! 世界一強硬な感染対策だけが正解!」 「うおおおおオープンレター! 鍵アカでの失言でも解雇に追い込め!」 「うおおおお五輪は中止! 出場する選手まで容赦なくバッシング!」 「うおおおお徹底抗戦! 停戦を口にするのはロシアのスパイと同じだ!」 「うおおおお国葬反対! 追悼する人の気持ちも罵って踏みにじれ!」 「うおおおお解散命令! 問題を起こした宗教に信仰の自由は要らない!」 「うおおおお女子トイレと女湯! LGBT法を成立させて全面開放一択!」
とか、色々あったじゃないですかぁ(満面の笑み)。いやぁ恥ずかしいですねぇ、なにせ集団で署名して「私はそういう前近代的なことをしました」って名前残してる人とか居るのが恥ずかしいすよね。人文学者なのに。
よいですか。そら、小説読めないから死ぬとか人殺すって人はあんまいないので、世の中の問題はたしかに文学以外、たとえば感染症医学とか国際政治学の「専門」の範疇で起こります。
しかし、そうした時に文学の側からはどう打ち返せるのか? を考えられる人が、本当の意味で人文学者と呼ばれるに足るのであって、「うおおおおセンモンカに全面追従!」とかしてた人は、端的に要らないのですよ。そうですねぇ、それこそ極端主義で言えば、集団切腹が解決策かな(笑)。
そもそも、軍人ですら「敵」を理解するために文学を読むなんて、国際政治では珍しいことでもなく。ボクは人文学なんで「センモンカに従うほかできません」っていう人は、よっぽど程度の低いガクモンを普段なさっているんでしょう。うーむ……困った、中庸な処理を思いつかない。