知っていたら、金運が上がる「上位下位の法則」

Maaya:もう一つ、今日は「上位下位の法則」をお話ししましょう。これは2010年ぐらいから始めたセミナーでお伝えしているのですが、私たちのオリジナル理論です。欲しいものがあるなら、「欲しい物より自分を下に置いてはダメ」なんです。お金なら、「神様〜、お金が欲しい〜」というのは、神様もお金も自分より上ですよね?だとしたら、お金は手には入りません。「結婚したい〜」というのも、結婚が自分より上ですよね、だから結婚できません。そういう人って、不思議と詐欺師にはわかるんです、「あ、この人、お金欲しがってる。あ、こいつは結婚したがってる」って。詐欺師にすれば「ここを突けば落ちるな」ってわかるんです。

 なので、何回も言っていますが、例えば結婚なら「なぜ世の中的に結婚しなければいけないの? 結婚という制度は誰が作ったの? 得をするのは誰?」と考えていけば、「なあんだ」ってわかるんです。すると、詐欺に遭わなくなります。お金も同じです。「持っていてもいいし、なくてもいい」という境地になれば、お金は回ってきます。でも、「お金を持っていないと不幸だ」とか「食べていけない、負け組だ」などのプライドからの感情だとしたら、追われている感じだとしたら、そこから抜けない限り、ずっと同じことが続きます。

「お金? あってもなくてもいいじゃん」「結婚してもしなくてもいいじゃん」という気持ちになれたなら、自由に選択できるようになります。「お金はあったほうがやりたいことできるから、じゃあ、お金を集めようか」という気持ちになれれば、お金は集まってきます。そんな軽〜い気持ちになれば、お金ちゃんは寄ってきてくれます。「お金がなければ!」と思い詰めた気持ちでいると、最初はお金ちゃんが寄ってきてくれるかもしれないけど、いつかドーンとなくなります。お金に対する「動機」が大切なんですよ。

Shin:「俺は家が貧しくて悔しい思いをした。だからがんばって会社を興したんだ、金持ちになったんだ」っていう成功者、時々いますよね。それが単なるストーリーならいいんですけど、切り替えていない人は必ずいつかドーンと落ちる日が来ます。病気になったり仕事が失敗したり、ですね。それに一生心が苦しいままなんですよ。「もっと上、もっと上」と求めますけど、世の中にはとんでもない金持ちなんていくらでもいますからね。届かないから苦しい。

Maaya:意識レベルが低いんですよ。自我が強すぎるんです。そういう人って「数字」に拘りがちですね。「100店舗出したら、売り上げ1億円にしたら、自分は偉い!」って思い込んでしまう。それって「自我」ですから。でも、何もなくても「自分はすごい」でいいじゃないですか。自分を好きで、ニュートラルな状態になれたら、楽しげにやっていけば、人からも好かれるし、仕事もうまくいくし、お金ちゃんも寄ってきます。いわゆる「お金の成功者」には精神を病んだり病気になったりする人が意外に多いんです。お金の洗脳にハマったまま、お金の奴隷になった人の末路ですね。